そらにえがおのまめをまく。

書き連ねたい色々を。

益城へ。

こんにちは。

今日は本当ならいとこの結婚式に行く予定だったんですが
熊本地震で式を取りやめにしたとの事
本人達はどんなに無念だったかと。

そんな訳で休みを取っていた弟が益城にボランティアに行くと言うので
同じく休みを取っていた私も一緒に行く事にしました。


災害ボランティアは熊本市に続いて2回目。
私も被災者なので、益城の惨状を目の当たりにするとまた心折れるんじゃないかと
少しの緊張を抱えて益城町に向かいました。

全国に知られる益城町の惨状
民家だけではなく避難所への支援も必要で
主に男性向けの力仕事だけでなく、清掃や調理補助など、女性の力も必要とされていました。


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益城の災害ボランティアセンター

駐車場には沢山の県外ナンバーの車が停まっていました。遠くは岩手からも。ありがとうございます。

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私が行ったのは益城町総合体育館
ずっと報道されている避難所です。
今でも1000人を超える被災者が身を寄せる体育館は決して広いものではありません。

仕事は避難所に設置してある簡易トイレの清掃
1000人以上が利用するトイレですので
衛生面でも特に気を付けなければいけないそうです。

体育館の周りと野口健さん支援のテント村周り
何基かは忘れましたが
14人体制で、15時まで作業を行いました。


避難所の中の清掃も行いましたが
体育館に入ると途端にそこは被災者の生活の場所
部屋も廊下も埋め尽くされています。
プライベート空間なんて全くない中
清掃とは言えボランティアがどこまで入っていいものか
正直、悩みます。


体育館に向かうまでの町並みはご存知のとおりで
体育館の周りは土地が隆起し何度もけつまずき
テント村の向こう側には倒壊した家屋が並び
解体するブルドーザーが何機も並び


悩んでる時間があったら現地に足を運び
長い目で復興の力にならなきゃと思いました。



地震が憎い。
熊本を、熊本の人々をこんな風にした
地震が憎い。

それにつきます。

県外に住む甥っ子達が
怖くてもう熊本に来てくれないんじゃないかと思うと
悲しくてたまりません。


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益城で見たものは辛くて悲しい現実
でも
沢山のありがとうも、ありました。